桜桃忌・太宰生誕100年

 今日は
 太宰生誕100年目にあたる桜桃忌
 誕生日であるこの日
 1948年の6月19日は
 玉川上水に入水自殺した日でもある

 太宰は1909年に生まれた
 青森県の北津軽郡で県下有数の
 大地主の6男坊である

 16歳の時には同人雑誌を友人と発行
 密かに作家になることを願望していたという
 20歳の時には弟が敗血症で死亡
 本人も思想的な苦悶、学業成績などの問題もからみ
 自殺を図ったという

 翌年には東京帝国大学の仏文科に入学
 銀座のカフェーの女性と江の島で投身自殺を図り
 相手方の女性のみが死亡している

 30歳で結婚
 井伏鱒二や亀井勝一郎、佐藤春夫らとも交流があった
 38歳のとき
 「斜陽」を完成、「ヴィヨンの妻」も出版
 39歳で
 「人間失格」や「グッド・バイ」(13回分)を書き
 山崎富栄と玉川上水に入水
 6月19日早朝に死体が発見された

 「富士には月見草がよく似合ふ」は
 「富嶽百景」に出てくる

 行方不明になった太宰にあて坂口安吾は
 “「斜陽」傑作、愛読仕候。
 最後の「遺書」くるし。「おさん」のくるしさと同じ
 意味に候。このくるしさ、よろしからず。
 身をせばめ、世をせばめるは、とり申さず。
 なんとなく、悠々莞爾がよろしく候。
 人生、屁でもないことにて候。
 大久保彦左衛門にも、おさん、これあり、
 既ち曰く、おさん泣かすな、馬肥やせ。

 一夕ノンビリ飲みたく候。
 くれぐれも、御自愛、悠々莞爾、
 傑作ものし下されたく、切望いたし候

 太宰大兄
        アタミにて  安吾生”
 と、手紙に記されたが
 死体が発見され、
 この手紙は出されなかったという

 今年は生誕100年
 まだまだ人気が衰えない作家の一人である

 

 
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by hai-toku | 2009-06-19 21:10 | 徒然 | Comments(0)

学生時代の同人誌のタイトルです             


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