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KONMU(ねなし草)

「不東」の由来

 細川護煕さんの陶芸家としての号は
 「不東」というが
 この<言葉>の由来について
 細川さんは
 著書『不東庵日常』の中で触れている

 細川さんが現在暮らしている
 湯河原の地にある住まいの
 庵号が「不東庵」
 ここに工房と窯がある

 故に陶芸家としての号が「不東」
 いつかNHKのテレビ番組で
 この庵を訪れた
 ドナルド・キーンさんとの
 交流を紹介していた記憶がある

 この庵がある土地は
 “海山に近く 山風 海風も心地よい
 そのときの気分にまかせて
 耕し
 書をひもとき
 轆轤を回し
 ときに筆をとる”
 
 そんな場所のようだ

 「不東」の意味
 本にはこう書かれている
 “その昔
 唐の三蔵法師玄奘が天竺に
 仏法修業に出発するにあたり
 仏法を極めることができなかったら
 生きて再び東方にあたる母国の土を踏まない
 という彼の決意を表したもの”だと
 
 つまり
 “何事をするにしても
 不退転の覚悟をもつてすることと
 同義語として使われている”という

 細川さん夫婦の仲人を務めた
 薬師寺の故高田好胤師が
 折にふれ揮毫した<言葉>だという

 この<言葉>
 “「再び中央に出ない」という意味ではないか
 という人もいるが
 別にそんな意味を込めているわけではない”と
 細川さんは記している

 李白の「山中問答」の詩がそのまま
 答えだというが
 どう解釈できるのか

 その詩はこうだ
 “余に問う 何の意ぞ碧山に棲むと
 笑って答えず 心自から閑なり
 桃花流水窅然として去り
 別に天地の人間に非るあり”

 果たしてこの意味は・・ 
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by hai-toku | 2014-01-18 17:56 | 注目 | Comments(0)

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