個人消費の低迷

 よく行く大型商業施設
 以前はもっと人が入っていたような
 そんな気がする

 駐車場に車を止めるのも
 ぐるぐる回って
 空きがないか探していた

 それが今では
 日曜日でも簡単に見つけられる

 一階のレストラン街
 大勢の人が並んで待っている
 店の前の名前を記入する紙にも
 先客の名が何人も書かれていた

 それが今では
 さほど待つことなく入れる

 二階のフードコートは
 確かに人がいる
 レストラン街とは値段が違う

 別の店の衣料品売り場
 客よりも店員が目立つ
 
 それが特招会の時は
 ごった返すほどの客の数
 レジには長い列ができる

 ヨーロッパ行きのパンフレット
 関空発のツアーの数がめっきり減った
 関空・大阪から成田発の便
 全国規模のツアーだ

 テロの心配も影響しているのだろうが
 それよりも
 懐具合の問題が大きいのでは

 「アベノミクスによって
 名目GDPは44兆円増え
 過去最高水準
 雇用は大きく改善し
 全国津々浦々で
 確実に経済の好循環が生まれている」
  
 参議院本会議で安倍首相は
 高らかに成果を強調したが

 街の様子を見る限り
 そんな雰囲気は見られない

 寧ろ
 年金が減らされ
 保険料や税金は上がる

 賃金が上がったとしても
 賃金から差し引かれる金額も増えている
 先行きは不安だらけだ

 年金生活者も
 子育て世代も倹約せざるを得ない

 「好循環が生まれている」という姿を
 見える形で示してもらいたいものだ

 今朝の新聞に掲載されていた
 我がまちの「17年度予算案」も
 法人市民税は
 景気の動向や市内企業の業績を踏まえて
 20.2%の大幅減を見込み

 収支の均衡を図るための財源対策として
 財政調整基金や減債基金からの繰り入れで
 バランスを取ろうとしている

 基金は減る一方だ

 地方財政も苦しい

 「ふるさと納税」も
 国や人口の多い自治体の税源を
 人口の少ない自治体に移譲しながら
 地方の産業を活性化する機能を有する制度というが

 実態はどうなのか

 「過去最高水準」という
 安倍首相の強調する果実は
 一体どこに消えてしまったのだろうか 

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# by hai-toku | 2017-02-14 11:28 | つぶやき | Comments(0)

なまえ

 「なまえ」
 聞く人は「名前」とほぼ認識するだろう
 漢字で書くとと問われれば
 「名前」と書くだろう

 「名前(なまえ)」を
 「みょうまえ」とは答えまい

 なら
 「則子」はどうだ
 大方の人は「のりこ」と読むだろう

 「田沼則子」
 誰あろう
 俳優の三木のり平さんの本名である

 「のりこ」ではなく
 「ただし」と読むそうである

 お母さんがのり平さんのお父さんに
 つまり夫に
 “いくらなんでも男に「子」がつくのは
 おかしいと言ったら” 
 夫は
 “じゃ小野妹子は女か
 孔子は女かと反論し
 子がつく男は立派になるんだ”と言ったとか

 相当へそ曲りなお父さんだったらしい
 当ののり平さんは
 その名前をどう思っていたのだろうか

 京都市で名のある方だが
 「珍男子」という名前の方がおられた
 一体どう読むのだろうかと
 その名を見るたびに思ったものだか
 「いずひこ」と読むそうだ

 「ちんだんし」と
 子どもの頃はからかわれていなかっただろうか
 本人はどう思っていたのだろうと
 そんなことも考えた

 のり平さんは
 “「この子は則(すなわ)ち わが子」で
 則子という説もある”と
 洒落のきつかった父親の名付けの理由を
 そう付け加えていたという

 佐高信さんの『佐高信のお墓紀行』(光文社知恵の森文庫}
 に出てくる話である 

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# by hai-toku | 2017-02-07 18:17 | 読書 | Comments(0)

「いいかげん」

 「いいかげん」という<言葉>を広辞苑で調べると
 「好い加減」とあり
 1 よい程あい 適当 ほどほど
 2 条理を尽くさないこと 徹底しないこと 深く考えず無責任なこと
 3 相当 だいぶん かなり
 と書かれている

 1と2 3とは随分意味が違う
 2と3を「好い加減」と漢字を当てるのは
 どうなのか

 「いいかげんな人」と言う場合
 信用が置けないと
 批判的に見ている

 昨年ノーベル賞を受賞した
 大隅良典さんの奥さんは
 受賞に当たってのインタビューで

 夫について
 “・・「いい加減」なので
 いろいろと私の困ることありますけど
 耳を貸さないもんですから
 私が「いい加減」といったら
 友人が「それは良い加減のことなのよ」と言われたので
 そう考えることにしようと
 どうにか「良い加減」でやってこれたかなと思っています・・”
 と答えている

 「いい加減」を「良い加減」と捉える
 それはそれで良いのだが
 世の中には
 そうはいかないものもある

 なんでもかんでも
 「良い加減」で済ませてしまっては
 それこそ「いいかげん」で
 取り返しのつかないことになってしまうかも

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# by hai-toku | 2017-01-29 14:02 | 気になる言葉 | Comments(0)

「どアホノミクス」

 『どアホノミクスの正体』という新書が売れているらしい
 そう言えば先日書店で
 平積みされているこの本を見かけた

 「どアホノミクス」とは
 相手を如何にも侮蔑する表現で
 その本を手にするのを躊躇っていたが

 考えてみれば
 メディアはどうであったか
 「アベノミクス」を持ち上げて
 本来あるべきチェックすら
 してこなかったのではないか

 まるで万能のように
 すべてが上手くいくかのように
 魔法の<言葉>に持ち上げてきたのではないか

 この「どアホノミクス」という<言葉>を生み出した
 同志社大学大学院ビジネス研究科教授の浜矩子さんは
 なぜこの本が売れているのかと問われて

 “つまり
 多くの人が「何か変だな」と気づきはじめている
 世の中の空気が変わっていることのあらわれだと思う”
 と答えている
  (『週刊金曜日』2017年1月20 1120号)

 そうなのか

  “まるで政府の広報機関のように「アベノミクス」を
 解説してあげていました”と
 そのインタビュー記事の中で
 メディアについても批判しています

 “「アベノミクス」という言葉に市民権を与えてしまったのは
 他でもないメディアです”と

 確かに
 メディアにはそういうところがある
 先日の安倍首相の東南アジア歴訪を終えての記者会見
 
 NHKは午後9時からのニュース番組で長々と
 その模様を伝えていて
 開いた口が塞がらなかった

 昨日招集された通常国会
 安倍首相の「施政方針演説」
 「アベノミクス」という<言葉>が使われたのは
 唯の一回

 「働く方改革」に触れた演説の途中で
 自画自賛して

 しかも
 “抽象的なスローガンを叫ぶだけでは
 世の中は変わりません
 ・・
 言葉だけのパフォーマンスではなく
 しっかりと結果を生み出す・・”と
 胸を張る
 (演説する所を見た訳ではないが
 <言葉>からするとそうなんだろう)

 果たしてどうなのか
 安倍首相の言葉どおりなのだろうか

 「アベノミクス」は「アホノミクス」なのか
 いや「どアホノミクス」なのか
 提灯持ちにならずに
 正視したいものだ 

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# by hai-toku | 2017-01-21 20:50 | 気になる言葉 | Comments(0)

学生時代の同人誌のタイトルです             


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