この日 12月10日

 今日12月10日は「世界人権デー」
 1948年のこの日
 パリで行われた第3回国連総会で
 「世界人権宣言」が採択された

 「すべての人間は
 生まれながらにして自由であり
 かつ
 尊厳と権利とについて平等である」
 と宣言している
 

 日本国憲法でも第14条に
 「すべて国民は
 法の下に平等であつて
 人種
 信条
 性別
 社会的身分又は門地により
 政治的
 経済的又は社会的関係において
 差別されない」とある

 21世紀は「人権の世紀」と言われているが
 今の状況はそう呼ぶのに相応しいのだろうか
 現状は何と表現するべきなのか・・

 桑原武夫さんが編集した『一日一言』という本には
 1821年のこの日に誕生した
 ロシアの詩人 ネクラーソフの詩が載せられている

 “ああ自分にもわからない けれど
 より気高いよりむずかしいべつのつとめが
 わたしを呼んでいるのです・・・
   さようなら お父さん!
 涙などおながしにならないで!
 わたしの道は遠く わたしの道はつらく
 わたしのさだめはおそろしい
 けれど わたしはわが胸を
   はがねでしっかりよろいました・・・
 誇りにしてくださいーわたしはあなたの
   むすめ!”(デカプリストの妻)

 19世紀の初頭
 ロシア貴族の中から発生した武装蜂起集団
 武装蜂起を試みる中で検挙され
 シベリアに流刑となる
 自分の意思で犯罪者の対象となっていないにも
 かかわらず
 流刑となる夫とともに流刑地に赴く妻たち

 デカプリストの妻とは
 そんなおんなたち
 <人が意思を表示すること
 その決意を変えない
 新しい女性の登場>
 作者がこの劇詩を書いた理由とされる

 デカプリストの乱
 1825年の12月14日に起こった農奴解放を
 目指したできごとである
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by hai-toku | 2011-12-10 14:55 | 徒然 | Comments(0)