湯布院から吹く風

 湯布院にこの人あり
 中谷健太郎さんと溝口薫平さん

 共に湯布院の老舗旅館の経営者であり
 湯布院独自の地域づくりのリーダー
 湯布院音楽祭や映画祭
 牛喰い絶叫大会などのイベントを企画
 湯布院の自然と風土を大事にしたまちづくりを進めた人である

 どこかゆっくりとした時間があり
 人と街
 自然が溶け合う温泉まち
 行ってみればまた訪れたいと思う街が<湯布院>だ

 「由布院に吹く風」
 中谷さんの著書である
 “思えば昭和30年2月
 隣の湯平町を強引に合併して生まれた湯布院町が
 50年後の平成16年10月
 由布市に合併させられて・・”

 そう今は由布市になっている
 その経緯はよく知らない
 “町のありよう 
 (1)小さいから身近に暖かい(<温かい>がいいだろう)関係が生まれる
 (2)小さいから個性的な価値を生み出せる
 (3)小さいから、大きな資本を必要としない”

 中谷さんは
 “この三つの「町のありよう」を心の頼りに生きてきました”と
 その本の中で述懐している

 合併に対する反対運動もあったのだろう
 それでも合併することになった
 “「合併しない可能性」については
 まるで聞こえてこない
 「合併するべし」”
 行政と議会がそう判断して
 事を進めている
 そんな<気配>だ
 とも書く
 中谷さんの立場が分かる

 中谷さんは
 こうも書く
 “気づいてみれば
 「由布市」の中の「湯布院町」になってみて
 初めて湯平村のことが気にかかる
 もしや
 「湯布院町」は「湯平村」の足を踏みつけながら
 その痛みに気づかないままにきたのではないか?”と
 大事な視点だ

 由布市の行政は
 その大事な視点に基づき
 市政運営を図ることが求められているが
 気づいているのだろうか

 どうだろう
 湯布院の独自のまちづくり

 昨年5月に訪れた
 由布院駅前や湯の坪街道
 かっての<湯布院らしさ>が失われているように
 思えたが・・

 「湯布院から吹く風」と
 「由布院に吹く風」
 違っているのだろうか039.gif
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by hai-toku | 2011-12-19 12:14 | 徒然 | Comments(0)